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世界農業遺産 畳石式の無農薬栽培

わさびは古くから日本の食文化に根付いた、誇るべき伝統野菜です。
近年「和食」の世界文化遺産への登録や、伊豆の棚田の世界農業遺産への登録により、わさびは世界から注目される食材となりました。
特に世界の美食所である欧州では需要が高まっています。
一方国内では、生産が複雑な点や後継者不足からわさび生産者も減っている現状があります。
私達はこれからも伝統の栽培方法を守りながら自然と共に美味しいわさびを作り、多くの方に、わさびの良さを伝えていきたいと想います。

「いずのわさび」では、ブランドわさびとして知られる「真妻」の他、独自品種を複数生産しており、過去に受賞履歴も多々ございます。
わさびは品種や生産場所(沢の特性)によって、辛味や甘みといった風味が異なる為、使用されるメニューの素材や目的に応じて使い分けることが理想です。
「いずのわさび」ではどの料理にも合いやすく、辛味が強めで保存期間の長い品種をご用意しておりますので、是非お試しください。

「いずのわさび」は畳石式という方式で生産しています。
畳石式のわさび田は、下から大中小の石を積み上げて、その表面に砂利と砂を引いた複層構造でできています。
江戸時代中期から伊豆で長い期間をかけて発展した、自然への負荷がない伝統的な栽培方法です。
肥料や農薬を一切使用せず「無農薬」で栽培されるため安心してお召しあがり頂けます。